カラー

これからのヘアカラーの新常識!

Cocoaではカラーとパーマ・酸性縮毛矯正をするときに髪に薬剤が残らないようにするメニューを作りました。なぜ作ったかと言うと髪に薬剤が残留すると頭皮や髪にダメージを与え続けることが分かったからです。カラーにおける主な残留成分は3つあります。

3つの成分はこちら
・アルカリ
・ジアミン
・過酸化水素

・アルカリ

これが髪に残ると時間経過ごとに髪がダメージを受け続けます。髪と頭皮が健康な時は弱酸性という状態です。カラーやパーマの薬剤はアルカリ性と言って真逆の性質のお薬です。それを使用すると髪と頭皮はアルカリ性になってしまいます。そうすると髪自体が弱くなってしまい摩擦やドラーヤー・アイロンなどで簡単に大ダメージを負ってしまいます。自然放置した場合もとの弱酸性に戻るまでに1週間ほどかかるそうです。と言うことは1週間ダメージ受けやすくなってると言うことです。もちろん頭皮もです。よくカラーして1週間くらいはカラーシャンプー使いましょう。そうすると色もちがいいですよと言うのはこれが理由です。1週間もダメージ受け続けると思うとゾッとしますね。

・ジアミン(酸化染料)

これは髪の毛のキューティクル(表面のウロコ部分)に残留すると髪の毛の色をくすんだようにみせたり、ツヤがなくなり手触りが悪くなると言う原因になります。また頭皮に残留するとジアミンアレルギーをひきおこす原因になります。色をきれいに発色させたり手触り良くしたい場合は必ず除去しないといけません。また最近悩んでる人が多い「ジアミンアレルギー」の予防にも除去は欠かせませんね。アレルギーが出てからでは遅いので今すぐ始めることをお勧めします。

・過酸化水素

これはカラー剤に混ぜるもう一つの薬剤です。反応が終わったカラー剤に含まれる過酸化水素は残留すると過酸化酸素に変化しやすく、髪の毛にはメラニン色素を徐々に攻撃し明るくなりやすく、毛髪を生成する細胞や黒髪の元であるメラノサイトを破壊して白髪を増やす原因になります。簡単に言うとカラーの退色と白髪・抜け毛が増える原因ってことです。これはかなり危険ですね。

まとめ

今までは薬剤が残留するのが当たり前でした。しかし今はこれだけ髪と頭皮に悪いものだということがだんだん認識されてきました。分かったからにはできるだけ除去する方がいいですよね。今まではカラーやパーマで髪を傷めてその後に手触りだけよくするトリートメントを塗るのが当たり前でしたがこれからは初めからダメージを最小限に抑える。そして終わった後は髪と頭皮に薬剤を残さない。これが新しいスタンダードになります。髪の毛は自分の大切な体の一部ですよね。なのでちゃんとできるケアはしてあげましょう。

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  • この記事を書いた人

TAKAHASHI

髪質改善縮毛矯正が得意な美容師です。私自身癖毛でずっと悩んでいました。癖毛による普段の手入れの大変さや雨・湿気による絶望感。セットがきまらず恥ずかしい思いをした経験などがとても共感できます。なので少しでも同じ悩みの方の解決したいと思い、縮毛矯正に特化しました。癖毛で悩んでる方は是非一度ご相談ください。 剛毛からハイダメージ毛・エイジング毛全てに対応できます。

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