抜け毛が気になるときの正しい対処法|豊中の美容室Cocoa
「毎日ドキッ…」を今日で卒業。季節性か、慢性的か。見極め→対策→必要なら専門相談まで、やさしくガイドします。
目次
1. なぜ秋〜冬は抜け毛が増える?
夏の紫外線・汗・皮脂酸化ダメージが秋に表面化しやすく、さらに気温低下で血流が落ちると毛根に栄養が届きにくくなります。冷房・日焼け・帽子蒸れ(菌増殖)・睡眠乱れやストレスもトリガーに。つまり、季節の揺らぎ+生活要因が重なる“条件つき”で起こるのが秋口の抜け毛です。
2. 正常範囲の見分け方(セルフチェック)
- 本数の目安:1日50〜100本は自然な生え変わり。2〜3週間の平均で判断。
- 毛の状態:太い毛だけでなく、細い短毛の抜けが急増しているなら注意。
- 毛根の鞘:根元に白い“ふくらみ”が付いていれば多くは自然脱毛。
- 部位:前頭・頭頂のボリューム低下や分け目の地肌が急に広がるなら要確認。
3. 今日からできる“4本柱”ケア
① 洗浄:頭皮を清潔に、やさしく
- 普段はアミノ酸系中心。スタイリング剤多めの日は週1〜2回だけクレンジング系でリセット。
- 炭酸シャンプーは皮脂酸化やニオイ対策に有効。使いすぎは乾燥のもと、週1〜2回が目安。
- 指の腹で“こする”ではなく動かすイメージでやさしく。
② 乾燥・摩擦対策:ドライの質を上げる
- タオルで地肌を押さえて水分オフ→ドライヤーは根元から。
- 仕上げは“冷風10秒”でキューティクルを整え、頭皮のほてりもダウン。
③ 栄養:髪は“食べたもので”できている
- たんぱく質(肉・魚・卵・大豆)を毎食手のひら1枚分。
- 鉄・亜鉛(赤身肉、牡蠣、海苔、ナッツ)+ビタミンB群/Eで代謝と血流をサポート。
- カフェイン・糖質の摂りすぎ、過度な断食はホルモンバランスを崩しがち。
④ 生活リズム:結局、これが効く
- 就寝は24時までを目標に。起床時刻を一定に。
- 1日合計20分の歩行で血流UP。湯船は38〜40℃で10分。
- ストレスは“0にする”より逃がす仕組み(深呼吸・ストレッチ・笑う)を。
4. 効かせるための“レベルアップ”
育毛剤の選び方とコツ
- 医薬部外品(例:ミノキシジル、アデノシン、ニコチン酸アミド等配合)は継続使用が前提。
- 1日2回・3か月継続で評価。塗布は“分けてから頭皮に直付け”。
- 60秒の頭皮マッサージ(前頭→側頭→後頭→頭頂)をセットにすると浸透&血流サポート。
※体質や持病、妊娠授乳中の方は事前に医師・薬剤師へ相談を。
5. Cocoaの集中ケア:根拠のある“組み合わせ”で攻める
① 炭酸泉:皮脂・古い角質をやさしくオフし、血行を後押し。
② EMS/LED:表情筋〜頭筋を心地よく刺激し、めぐりをサポート。
③ 人幹細胞培養液エッセンス導入:うるおいとハリ感を与え、環境を整える土台ケア。
- 所要時間:約45〜60分
- 頻度:最初の8週間は2週に1回→その後は月1回のメンテがおすすめ
- 同日施術:カラー・パーマ同日も可能ですが、頭皮状態を見て負担が出そうなら順序を調整します。
6. 医療相談の目安(受診ガイド)
- 半年以上、抜け毛・ボリューム低下が続く
- 円形の脱毛、地肌の赤み・かゆみ・フケが強い
- 産後、甲状腺・貧血・更年期などの既往/疑いがある
- 薬の変更・ダイエット・強いストレス後に急増した
皮膚科・AGA/FAGA外来では、血液検査やホルモン・栄養評価で原因を特定。ホームケアと併走すると回復がスムーズです。
7. よくある質問
Q. シャンプーは毎日?
A. 基本は毎日。汗・スタイリング剤が多い日はていねいに、乾燥が強い日は“お湯洗い+翌朝シャンプー”で調整も可。
Q. どれくらいで変化を感じる?
A. 頭皮のすっきり感は当日から。ハリ・コシや抜け毛本数の安定は6〜12週間ほどを目安に。
Q. 帽子は薄毛の原因になる?
A. 清潔に保ち、蒸れたら脱ぐ・乾かすを守ればOK。汗と蒸れの“放置”がNGです。
※本記事は一般的な情報提供です。症状が強い/長引く場合は医療機関へ。